オーガニックな「在り方」ビジネス講座 本講座受講生の声 西八王子第二期生 vol.2「「美:art」を仕事に。
みなさん、こんにちは。
塚本サイコ
オーガニックな「在り方」ビジネス講座 事務局です。
vol.1に続き、二期生のみなさんの声をお届けします。
今回は「美:art」を仕事にしようと決めた4人。
さて、美やartというキーワードから
どんな仕事が浮かぶでしょうか。
デザイナー? 芸術家? それとも……?
大野美行さん
「ふと、母が楽しそうに着物を来ていた姿を思い出したんです」
と笑顔で話してくれた美行さんはリサイクルの着物屋さん。
お母さまが亡くなり、その形見の着物からスタートしたお店だそうです。
「ただ流れでなんとなくお店をしていたので、
わかっているようでわかっていないことがたくさんありました。
サイコさんのスピード感みたいなものを肌で感じ、
ドライなようでちゃんと愛のあるところが素敵だなと思いました」
と刺激を受けたそう。
その結果、たどり着いたのは、
お母さまが楽しそうに着物を着ていた姿、という原点。
「わたしも母のように着物をずっと好きでいたいなと思いました。
自分も着物を着ることを楽しんで、そして、
それを自分だけでなく人にも伝えていこうと。
そんなふうに気づかせてくれたはサイコさんや
さちよさん(会場polaaris店主にてセラピスト)の言葉ですね。
『美行さん、着物のお話を伝えるのもいいんじゃない?』って」
着付け教室、着物で出かけるイベント……美行さんのマイプロジェクト発表は、
どれも楽しそう。着物姿の女性たちが目に浮かぶようでした。
北野真理子さん
真理子さんは、アクセサリー作家でした。
そして、これからは、いい作品を紹介するキュレーター。
受講するうちに、
いずれは美術館 と 雑貨屋さんの 間のようなギャラリーを
という新しい望みが生まれました。
「ずっとアクセサリーを制作してきて、出産で時間のないなか、
どう続けていこうか悩んでいました。制作は好きだけれど、
これからも続けるのかなと考えたときに、他のこともやりたい、
お店をやりたい、という気持ちが出てきたんです。でも、
自分に正直になるのはこわかった」
そんな講座期間中のある日、偶然、カフェでサイコさんとばったり。
一対一でじっくり話し合って、ついに心が決まります。
お店をやりたいという想いと、接客や事務作業に対する苦手意識との間で
葛藤していた真理子さんでしたが、サイコさんにお店の話をしているとき、
自分がとてもわくわくしていることに気づいたのでした。
「今までやってきたからやる、ではなくて、未来に向かって
自分がわくわくすることを選択していいんだって。
そう思えたのが本当によかったです。背中を押してもらえました」
飯島波奈さん
波奈さんのマイプロジェクト発表は
壁に大きな絵を貼ってはじまりました。
この絵は、波奈さんのアートセラピーのイベントで
1枚の紙の上に、参加した人たちが自由に表現したもの。
みんなでつくりあげた絵です。
「この絵をみんなで描いたとき、アートだと
『みんなちがってみんないい』が本当にできるんだなと思いました。
人それぞれ、ありのままの表現を受け容れ合うと、
受け容れられたことでクリエイティビティが開花されます」
受講前からアートセラピストとして活動してきた波奈さんの新しい一歩は、
アートセラピーの個人セッション。
ひきこもり、発達障害、大病などの問題を抱えた人たち、
感性が豊かすぎて生きづらさを感じている人たちに向けた
プログラムを企画しました。
「サイコさんは、ベースに右脳的な感性があって、プラス、
左脳的な言葉で説明してくれる。だから、
感覚的な私でもついていけたと思います。
なんとなくこんな感じで……と今まで漠然としていたイメージを
現実的に考え直し、地に足がついた感じがします」
藤村佐和子さん
マイプロジェクト発表では
まず、自分の言葉で、自分の在り方を宣言します。
佐和子さんの宣言はふたつ。
「わたしは藤村佐和子という人生の主人公です」
「わたしはクリスタルボウルプレイヤーです」
氣の澄む生き方につながる明快な言葉でした。
でも、受講前には
「なにか新しいビジネスとか思い浮かぶのかな?」
と思っていたのだとか。
「サイコさんは、目の前に“カフェ”という話があってビジネスをはじめた。
わたしの目の前には“クリスタルボウル”があって、
もしもビジネスにするとしたら……その視点をもったら、
どんどんイメージやアイディアがわいてきました」
佐和子さんは、クリスタルボウルをストレスマネジメントの
手段として広めることを思いつきます。社会をゆるめていきたい。
そのために、ひとりひとりをゆるめていきたい。
だから、企業で働いている人にクリスタルボウルでシエスタという
お昼寝の時間を提案したい。
まずは、定期演奏会の活動を広げていこう。
そんなふうに言葉にすればするほど、アイディアもあふれました。
「この場の安心感がよかったです。ゆるされる空間だったからこそ、
率直になれました。人に対して表現できたことで、
夢物語でなく、本当にそれをしていいんだと思えます。
自分が自分の人生の主人公なんだからって」
いかがでしたか?
美もartもわたしたちの周りにあふれていて
在り方の数だけ、ビジネスのかたちもあるようですね。
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