気の澄む生き方デザイン

職"食”住の価値観を一致させ気の澄むよう生きてゆく essential_living_design を叶える 「在り方」ライフデザインや御守りマネタイズなどを伝えています 自身も陣馬山中に住みながらこれからの生き方在り方を提唱

はじまりのエッセイ MY WAY カフェ女将道 サイコ流儀01

では、まずはエッセイ風に私自身の背景のストーリーから。

と、

実は今日綴る文章は実際 したためたのは一昨年の10月頃。

そう、その頃、私はこのwhole living designにつながる

前身であった「氣づきのその先へ」という構想の続き・・・

を考えていました。

「ワークショップ」「演奏会」「講座」「講演」などなど・・・

 

今まさに、一緒に事始めをしている面々ともその頃から構想を

話していたのです。

が、

現実は「今がその時」じゃ、なかったんです。

 

そう、

氣が熟す、ということは

訪れ、であって、それはとても自然な流れ。

 

その時は、その流れを自ら生み出そうとした途端、

大きな宿題によって引き戻されたのです。

 

と、

そんな話を綴るのはまたの時にして。

 

ですので、ここからの文章は

2016年の10月にすでに書き綴っていたことなのですが、

今、

改めて読んでみても、何ら、考えは変わりません。

 

それでも、それを「伝えても良いんだよ」という

OKサインは、断然に「今」なのです。

自分で自分にOKを出すまでの大きな宿題。

 

さておき・・・

では、

はじまりのエッセイは

私がカフェをはじめてからなお、

たぶん、もっともっと以前から

変わらず自分の「心の糧」としてきた

MY WAY

 

ロングストーリーにつき、何度かに分けて

記事を投稿します。

 

お時間の許す時にお読みくださいませ。

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1998年、表参道に開業した最初のカフェ『DESSERT COMPANY』(通称デザカン)の書籍『カフェをはじめたくなる本、カフェをやめたくなる本」表紙。

 

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【MY WAY カフェ女将道 サイコ流儀01 ストーリー】

 

「お勧めのメニューは何ですか?」

店でそうご質問を受けた時、

自分が本心からお勧めしたいものでなければ意味をなさない、

そう、考えていました。

真心のこもったものである、という以上に、人の体に入るものが

健やかなものでないかぎり、それは・・・人を騙す、ということと

イコールになってしまうと疑わなかったから。

 

もっと以前、少女の頃から、人様の口に入るものを製造し販売する

食品産業とはどれだけ尊く人の尊厳に携わることで、そこに従事する

ということは人様の命と健康に責任を持つことに繋がるものだと

信じていました。

 

だから、知りたいことは山ほどあり、知り続けました。

だから、最初から疑問もたくさんあって、目を背けようとしたけれど、

できませんでした。

だから、一心に自分の信じることをぶらさないように精進してきました。

 

そして・・・できるかぎり、ご縁をいただいた方々へは発信をしてきました。

ご縁が一番多かったのは、言うまでもなく、店のスタッフです。

 

最初から自分は経営者のスタイルをとってカフェを出発させたため、

当時から随時20名ほどのスタッフを抱えていました。

 

そう、最初のカフェをはじめた1998年から、私の言動や発信は一貫して

います。それよりも以前、音楽だけをやっていた時から・・・

 

私の言動に対していただいた想い出の言葉は

店を手伝ってくれていた同年代の友人から

「サイコちゃんのように考えられる人はいないよ」・・・。

 

さらに、一番印象深かったのはとある取材の対談相手から、

「サイコさん、正直者はバカを見る、と言いますよ」

とありがたいご指摘を受けた時・・・。

 

そう、たぶん、私はバカがつく正直者です。

ですので、生業とはエゴであってはならない、と、真っ正直に

考え、人様のために本当に何がお役に立つのか、と戒めてきました。

それだけに、世に溢れんばかり同じような店や音楽が乱立することが

耐えられず、自分は「何」のために行うのか、

ということを自問自答し続けました。

 

あとはたぶん、とてもお人好しでしょう。

与えることばかり考えてしまいます。

与えられることはあまり得意ではないかもしれません。

自分が車で人を送るのは大好きなのですが、人に送ってもらうことは

なかなかしません。

人を喜ばせたいですが、喜ばせたのが自分だとは気づかないように

してしまいます、恥ずかしいので。

 

さて。

だけれども、どうしてだか、そんな私は時おり、とても大きなお話を

いただくことが過去に多々ありました。

そう、「店をやらないか?」というお話。

 

そして受けた私の対処の仕方もお伝えしておくと、

ある日突然ポーンと身に起こるそういった棚から牡丹餅話を私は

「自分にはできない」

とは思わずに、

ありがたやありがたや、私のような未熟な人間にそのようなお話をくださった方に深く感謝をして、この事業を成功させることこそがご恩返しだ、と、素直に受け取ってそのお話に対して、考える間も頂かず、一も二もなく

「はい、やらせていただきます」

と、その場で即答してきました。

 

そしてそれなりに成果を出し続けていると思います。

そしてその事業とともに自分自身も成長できていると感じます。

 

さらに私は立ち上げとかプロデュースというだけでなく、

本当に私にお話をくださった方にもWIN、お客様にもWIN、

お取引先様にもWIN、スタッフにもWINを探り続けられる「運営」

というところまで踏み込んでオーガナイズやマネジメントをさせて

いただくことを前提としてお引き受けし、それにはかなりの労力や時間、

手間暇をかけるため、周囲からは驚かれることすらあります。

ようは、自分の役割以上のことを自ら率先して行うため、効率を考えると

「そこまでやらなくても良いのでは?」と、思う人もいらっしゃるのも

理解します。

 

しかしながらそうやって貢献したいという気持ちに正直に一心に仕えていくと、

またある日ポーンと別のお話も舞い込んでくることに繋がっていきます・・・

以前は本当に窮地に追い込まれて困窮していると起こった奇跡のギフト

だったのですが、最近は私自身もおかげさまで成長できてきて、

事業を成功に導く一定の法則や慣習も身につけ、嬉しいことに、

一つ、また一つ、と、事例が増える結果に繋がっています。

・・・・

To be Continue・・・またこの続きは次のブログにて。