はじまりのエッセイ MY WAY カフェ女将道 サイコ流儀01-vol.4
これで最終章。
「はじまりのエッセイ」です。
はじまりのエッセイ MY WAY カフェ女将道 サイコ流儀01-vol.4
このエッセイはすでに2016年の10月に、当時進めていた
私個人のウエブサイト用に(このウエブサイトも現在進行中です!)
掲載する最初の文章としてしたためたものです。
それを、約1年と半年過ぎた「今」、
ブログとして再度引き出しを開けて公開させていただいているのにも、
巡り合わせの必然を感じています。
「今」がその時。
あの時はその時ではなかった。
だけれども、とどのつまり、私の感じていること、
わたしの発言というのは、最初のカフェを始めた
1998年から何ら、変わっていないんだな、ということも
同時に思います。
この最終章を終えたら、改めて、「今」に向き合って
皆さんと共有したい様々なことを綴っていけたらと思っています。
では・・・。
冒頭に述べた言動
本当にオススメできるメニューでなければオススメできないのが当たり前・・・
(このセンテンスの訳は、最初の店で店長をしてくれていた男性スタッフが、その後勤めた飲食店で知ったこと・・・「オススメメニューとは今日中にはけてしまいたい残り物、ロス対策でしかありませんよ、サイコさん」と言われて驚愕してしまった経験)から始まり
食品産業は尊厳を厳守すべき崇高な職業だと思い込んでいた・・・
などというくだりから感じていただける私のMY WAYですが
その一貫した流儀は
「環境に負荷をかけ、人を騙す生業は成功しない」です。
極端な言い方ではありますが、少なくとも人様の口に入る食を担う生業であるならば健康に配慮し、健やかな食材であることは最低限のマナーです。
しかし、そういった真っ直ぐな発言をすると「正直者はバカを見ますよ」
と言われた時代から・・・
私は今、正直者こそが成功する世の中が形成されつつあると、
ひしひしと実感を伴って肌身に感じています。
以前は私が普通に言葉を発しても
「熱い想いはわかりますが、実際、どうですかね?」という疑問符で
受け止められたことは、今では「よくぞ言ってくれた、本当にそう思います」
と応えてくださる方のほうが圧倒的に増えました。
そうです、時代はまさに「正直者」に微笑んでくれています。
本気でより良い社会を願う人間たちが報われます。
いえ、はじめから、そうでなくては嘘だったのです。
誰も悪くはないことを前提に言えば、早く、大量に作って、消費させ、
消費者はバカにされ、ただ消耗し消費することだけを推奨されてきた時代は
終焉しています。
事業者側もそれに氣づきはじめているでしょう。
私も随分と、本当のことを発言しやすくなりました、ありがたいことに、
そういう時代です。
でも、一方で、ここまでの道のりの中でもう取り戻せないほどになっている
環境については・・・どうでしょう。
それはもちろん、ここまでになってしまったことへの責任は誰にでもあり、
誰にも無い、とも言えるのかもしれません。
しかしながら、それでも、だからこそ、これからのことを本気で考えることは
私たちすべての者たちができることです。
ですので、皆で、そう、あなたが、そのことを、自然、環境、そう、
社会をどうすれば、より良い、ベターな状態で次世代に継いでいけるのか、
と問答し続けることが必要でしょう。
そう考えた時、あなたが「今」やるべきことは、何なのでしょう?
その答えは、「何でも良い」のです。
しかしながら、その「何でも良い」、あなたがやりたいことが
「何」に繋がっているかを良く良く考えて、未来に、子どもたちに、
地域社会に、家族に仲間たちに、ひいては地球に、良い作用をし、
良い影響を及ぼし、少しでも自然が自然のままで人と共生できて、
また人が自然に良い影響を及ぼせるようなアプローチを見つけ、
できるかぎり、より良い社会へと導いていけるよう行動をする、
ということです。
知ることと、考えること。
そして氣づきを得た人からその先へ向かい、
新たな氣づき人へのアプローチを行うこと・・・その繰り返し。
それに加担すること、それこそが
「氣の澄むよう生きる〜whole living design」の扉です。
まず、私があなたを勇気づけさせてください。応援させてください。
私がそうやって多くの方々から支えていただいたことの恩送りです。
このブログでも、様々に
氣の澄むよう生きる
エッセンス
whole living design
のヒントを散りばめて綴ってまいります。
それでは、これから、どうぞご一緒に
whole living designの扉を開いていただけましたら、
幸いです。